オラフの出産レポ
今回は出産レポです!
オラフは5時間の安産だったので、これから出産をする人に参考にして頂ければ幸いです。
とは言っても、お産は十人十色!!
ネットの書き込みなんて「へぇーそんな人もいるんだ」くらいに思っておいた方が良いですよ!
色々とストレートに書いていきます。
「初産は予定日より遅れる」と周りから言われましたが、まさかの8日も早く産まれて来てくれました。
旦那と離婚協議をしていたので、毎日「早く生まれて、一緒に横浜に帰ろう!!」と言っていたせいかも…
結局離婚しませんでしたけど(汗)
~出産当日の流れ~
ー早朝5時ー
お腹が痛くて目が覚める。まだまだ耐えられるが、念のため陣痛アプリ使用。
間隔はバラバラだったので、調べたら「前駆陣痛」という陣痛の練習のようなものがあることを知る。
痛みはだんだん収まり、気付いたら寝てた。
ー12時ー
お腹がまた痛くなる。今朝より痛みは強い。
下着に少量血が付いていたので「もしや、おしるし!?!?」とテンションup。
『おしるし 来た』で検索。
すると、おしるしがきてもすぐ出産となるわけではなく、当日~1週間の間に陣痛がくると書いてあった。テンションdownしつつも、ソワソワして落ち着かず。
ー13時30分ー
我慢出来るレベルだが、お腹がやっぱり痛い。また陣痛アプリを使うが間隔はバラバラ。気を紛らわすためにスーパーに買い物に。お腹が痛いのでトロトロ歩く。
途中立ち止まりつつも無事に買い物を終える。
ー14時30分頃ー
お昼ご飯を食べてなかったので、帰ってきてから親子丼を作り食べる。お腹の痛みがより強くなったが、まだ間隔はバラバラ。
ー15時30分ー
お腹がとにかく痛い。もはや座って痛みに耐えることが出来なくなってきた。前駆陣痛だと信じこみ、痛みを紛らわすためにスクワットしたり部屋をうろうろ歩き回る。
→これが結果的に良かったらしい。
ー16時ー
もはや痛みが我慢出来なくなる。しかし間隔は12分、8分、6分とまだバラバラ。
「陣痛が10分間隔になったら病院に来てください」と言われていた為、病院に行くことを躊躇う。
ー16時30分ー
あまりの痛みにのたうち回る。生理痛の100倍。もう無理だと思い、痛みの間に化粧を落として下半身のみシャワーを浴びる。
お産は体力勝負と聞いたので菓子パンを食べる
ー17時ー
病院に電話。
オラフ「あのー、痛みの間隔は12分~8分くらいなのですがめちゃくちゃ痛いんですけど…」
看護師さん「そうなんですね~、もう病院来ても良いですよ!何分くらいで着きますか??1階にお迎えにいきますよ」
オラフ「10分後位にすぐ行きます!!」
家のほぼ隣が病院なので荷物を持ち、歩いて向かう。
痛みの間に歩くが、何度か道端で座り込んでしまった。
ー17時10分ー
どうにかたどり着き、旦那に電話。コール中に痛みに襲われ「…病院…着いた」と息も絶え絶えに伝えてすぐに切った。
看護師さんが見当たらず、床にしゃがみこむと近くの人達が寄ってきて看護師さんを連れてきてくれた。そしてそのまま分娩室へ。
先生が来てくれて子宮口を確認した所、かなり開いていた様子。
「あと数時間で生まれるから頑張ってね」と笑顔で去っていった。
その時の絶望感といったら。。。
あと数時間もこの痛みに耐えるの!?!?
そして旦那が分娩室に到着。
「大丈夫??背中さする??飲み物飲む??」など質問攻めしてくるが、あまりの痛みに答えられない。
痛みがひいた時に、「ちょっと痛すぎて喋れないからハンドサイン出す」と伝え、肛門を押して欲しいサインと飲み物を飲ませて欲しいサインを考えた。
30分くらいすると、猛烈な吐き気が。
「あの、めちゃくちゃ気持ち悪くて吐きそうなのですが」と看護師さんに訴えると、
「痛みで吐く人もいますよ~」との回答。
→知らなかった…
そして旦那が準備してくれた袋に思いっきりリバース。
まさか大人になって他人に吐瀉物を見せる日が来るとは。
旦那にごめんねごめんねと謝りつつすぐに襲ってくる痛みと闘う。
これ位から時間感覚が無くなる。
何分置きに痛みが来ているのか、病院に着いてから何分経っているのか不明。
看護師さんに「ゼリーとか持ってきてます?お腹空いてると辛くなるかもしれません」と言われたが、何も食べ物は持ってきていなかった。
旦那が「買ってこようか!?」と聞いてくれたが、お腹が痛すぎてお腹が空いているという感覚が全く無い。
というかどうでも良い。
痛すぎてそれどころじゃない。
痛みはどんどん強くなる。
初めての痛み。
ネットには色々と陣痛の痛さの表現があるけど、オラフ的には
プレス機にフルパワーで腰を挟まれるかんじ。
本当に腰がくだけるかと思った。
オラフは元々採血ですら「痛いよ~」というくらい痛みに弱い。
なので、YouTubeを見て「ソフロロジー式」という痛みが和らぐ呼吸法と瞑想を練習していたのだが…
瞑想なんて出来る痛みじゃない!
病院に着いた頃は「ふーーーー」と細く長く息を吐くという呼吸法は意識できていた。
しかし、途中から「ヴーーーー!!!!!」と
息をはいているのか唸ってるのか分からない呼吸になっていた。
そしていきみたい感じが出てきた。
う○こを出したいのに出しちゃダメと言われる感じ。
「ヴーーーー」と30秒位はいきむのを我慢できたが、「あぁぁぁぁ!!!!!」とちょっといきんでしまっていた。
そしてまた先生が来てくれて、子宮口の開きを見てくれる。
先生「もう少しだよー!まだいきまないでね!」
オラフ「もう痛い!!無理!!先生帝王切開して下さい(必死)」
先生「順調だし、もう切れないよ~(笑)」
というくだりを3回くらい繰り返した。。
最後はもう1分間隔くらいで痛みといきみたさが来る。
「ヴーーーーーーーあああぁぁぁぁ!!!!!、」と叫んでいた。
叫びすぎて喉がカサカサ。
痛すぎて、陣痛が来ない1分の間も恐怖になっていた。
またあの痛みが来るのか…
もう次来たら死ぬかも。
そして先生からの天の声
「子宮口が全開になったよ~。準備出来たらいきんでいいからね!」
思わず
「よし!!!!!」
と気合いを入れる。
先生と助産師さんたちから笑われたがどうでも良い。
この痛みから解放されるぞ☆って感じ。
足を開かれ、
先生「痛みが来たら出来るだけ長くいきんで」
オラフ「あー!!!!来た!!!あぁぁぁーーーー!!!」
助産師さんA「声出さないで」
オラフ「!!!!!!!!(息止めてる)」
助産師さんB「目を開いて」
オラフ「(カッ)」
オラフ「痛いけどちょっと息が苦しいので休憩させて!!!!!」
先生「痛みがある時は続けましょう」
オラフ「!!!!!!!」
助産師さんA「顔に力入れない!」
ビリッ
オラフ(今、絶対会陰裂けたわ…)
→オイルでマッサージはしていましたが、私は意味無かったです。でも特に痛みは感じませんでした。
そして
穴からリンゴが出るような感じがして
先生「もう出るよ!」
ぬるんという感じがして
誕生!!!!!!
すっきりーーーーー!!
赤ちゃんは産まれてすぐに泣くと思っていたのに、泣き声は聞こえず…
オラフ「泣いてないんですか!?生きてますか!?」
先生「今から泣きますよ~」
そして
赤ちゃん「ほぎゃーほぎゃー」
想像よりか細い、弱々しい泣き声でした。
あの泣き声は一生忘れないと思います。
赤ちゃんを見せてもらいつつ、後処理へ。
胎盤は生理の時に塊が出るような感覚で出てきました。
旦那は両親へ電話で報告に。
そして縫合…
ここから地獄の始まり。
先生は何も言わずに縫い始めたが、あまりの痛さに
オラフ「え!?!?痛いです!!!!!!」
先生「はい、我慢して~」
オラフ「ムリムリ!!!!!!やめてぇえ嫌ぁぁぁ」
大パニック。
狭い分娩台の上で体をよじる。
先生「逃げないで!!!!!」
「落ち着いて!大丈夫ですよ!!」
オラフ「はぁ!?超痛い!!マジで無理!!やめて!!本当に無理!ふざけんなよ!」
…思い出すと恥ずかしい(笑)
妊娠初期からずっとお世話になった先生に
めちゃくちゃ暴言吐きました。。。
そして先生は
「…麻酔打とう。」と一言。
注射中も
オラフ「痛い!!!もう嫌だ!!!出産終わったのになんでこんな痛いの!?もう嫌だぁぁ」
と叫びまくる。
助産師さん「ほら~赤ちゃん可愛いですよ!こっち見てくださいね!」
と懸命に気を紛らわしてくれた。
そして旦那が戻ってくる頃にはすっかり麻酔が効き、大人しく「わぁ~赤ちゃん可愛い♥️」と喜んでいたのであった。
お産が短かったので、体力が有り余っていたのですね。数日後先生に会ったときに謝りましたが、先生は気にしてない様子でした。
お産の時は痛すぎて、みなさん色々な事を言うようです(笑)
ネットには『陣痛は痛い』『出産は鼻からスイカを出す痛み』とか『陣痛が痛すぎて、出産は痛いと思わなかった』などなど色々ありますが…
オラフ的には後処理が一番痛かったし、陣痛もめちゃくちゃ痛かったし、出産も鼻からリンゴが出るくらいの痛みはありました。
でも安産で、次の日も看護師さん達にすごく褒めて貰えました。
色々と書いたので、初産の人はちょっと恐怖を感じるかもしれません。
でもなんだかんだ大丈夫ですよ!
出産直後は「もう絶対産まない!!一人っ子確定!!!!」って思いましたが、約3週間経った今は「次は女の子が欲しいな~」って感じです♪
痛みは忘れられませんが、赤ちゃんは本当に可愛いです!!!自分でもビックリするくらい親バカになりますよ(*^^*)
最後にアドバイスとしては、
①前駆陣痛が来たらどんどん動く!!
→お産が早く進みます
②「きっとまだまだ痛くなるんだ。こんなもんじゃないくらい痛いんだ」と思いながら耐える。本当に痛くなりますからね。最初から心折れたら後々辛いです。
③「陣痛は赤ちゃんが頑張っている証拠だから自分も頑張る」と常に心に置いておく
④絶対に痛みの終わりは来るので、大丈夫と暗示をかける
これを読んだみなさんが安産でありますように☆